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![]() (77KB) LEICA-Screw V (1933)/Leitz Elmar f=5cm 1:3.5 F12.5(1/100秒),☆FUJICOLOR 100 朽ちた木の上にきれいな花が咲いていました。 中古で購入したときに,この1台だけがレンズつきで安価でした。 外見がとてもきれいで,シャッターも動いていたので,購入しました。 ただ動かなくなった場合は自己責任でという条件でした。テスト撮り 数本目でフィルムが次のコマにいかなくなる,シャッターが切れなく なるという現象が起こりました。カメラ内部を掃除してみるとフィルム の小さな切れ端がいくつも出てきました。そして次のテスト撮り, 今度は太陽の光のような小さな粒が無数に写りこんでいます。低速 シャッター1〜1/20秒も不調になりました。 そんな中で数枚写っていたうちの1枚が上の写真です。この写真を 見て修理に出そうと思いました。修理後のLEICA-Screw V(1933) は「水を得た魚」のようです。 1933年というとヨーロッパではヒトラーが首相に就任してナチス政権 が成立しています。日本は前年に満州国を建国して1933年に国際 連盟を脱退しています。ファシズムの嵐が吹き荒れる少し前,そんな 時代に発売されたカメラがLEICA-Screw Vです。 ![]() LEICA-Screw V (1933)/Leitz Elmar f=5cm 1:3.5 シャッター:機械式布幕横走行フォーカルプレーン 形式:板金加工 シャッタースピード:高低2段式:1〜1/20秒・T・1/30〜1/500秒 マウント: ライカスクリューマウント ファインダー:透視式・逆ガリレオ 露出計:なし,電源:なし フィルム:35mm,フォーカス種別:連動手動 ![]() Voigtlander Color-Skopar 35mm F2.5 ![]() Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 ASPH ![]() ZEISS Sonnar 40mm f2.8HFT <雑記> 愛読しているグリーンアロー出版社の『ライカレンズ完全ブック』 に「山崎光学写真レンズ研究所の哲学」というページがあります。 「昔のレンズ設計者には天才的な執念を感じ ますね。古いライカのレンズは,幾何光学 から見れば,けして誉められた値ではない んです。ただ,収差を巧く残している, それも意識的に。だから,とても奇麗な 描写とボケになっている。絵画的な美しさ からレンズの描写を考えているんですね。 人物,花,風景の描写や立体感が良い理由は そこにあると思います・・・」 なるほど,と思いました。無限に広がるレンズ群,それらを 見るのも,調べるのも,歴史を感じて楽しいです。 |
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